世田谷の九品仏
東京都世田谷区奥沢にあるお寺、九品仏浄真寺に参拝してきました。
初めて伺ったのですが、東急東横線・自由ヶ丘駅から徒歩10分、土地勘のある友人の案内で到着しました。(最寄り駅は東急大井町線・九品仏駅です。こちらだと目の前)
駅前には美味しそうなパン屋さんも何軒かあって、並んでいる方がいました。美味しそうですが、閉門まであまり時間がなかったのでそそくさと参道へ向かいました。
Googleマップで見ていたので敷地が広いとは認識していたのですが、想像以上に広く、また見所がたくさんありすぎて「回りきれるかな」と心配しながら歩きました。
浄土宗の寺院
こちら、正式名称は「九品山唯在念佛院浄真寺」。浄土宗に属する寺院だそうです。
歴史も長く、公式サイトによると
「開山は江戸時代初期の高僧「珂碩上人」で、四代将軍徳川家綱公の治世延宝六年(1678)に奥沢城跡であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典「観無量寿経」の説相によって諸堂宇を配置し、九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建されました。」とのことです。
閻魔様直々に
さて、門をくぐって比較的すぐに閻魔様のお堂がありました。手前にはなんと「三途の川」を渡る橋もかかっています。(さ、三途の川渡っていいのかな…)とおそるおそる(?)橋を渡り、閻魔様のもとへ伺いました。
お賽銭を納めると、なんと閻魔様から直接メッセージをお話いただけます(!)
私は、ちょうど友人と同時に納めたのですが「心のままに泣きたい時は泣き、笑いたい時は笑い、素直でいなさい」といった内容のメッセージをいただきました。
もう一人の友人や後から来た小さな男の子は、それぞれ別のメッセージをいただいていました。ちなみに、怖い内容はありませんでしたよ。きっと、その時々のその人に合ったお話をいただけるのでしょう。ありがたい限りです。そして、いいお声でした。(写真はなんか、撮れませんでした)
青?瑠璃色?
その後、開山堂をお参りし上品堂(じょうぼんどう)へ。上品という言葉の由来らしいです。仏様の髪が青く、印象的です。でもそもそもは、青というか瑠璃色であるものなんだとか。
友人に「瑠璃ってラピスラズリの和名なのよね~」と知ったかぶりを言いながらちょっと石好きの豆知識を。日本画の瑠璃色もラピスラズリが使われていたはずです。…と言いつつ浅くて偏った知識しかありません(汗
本堂ときゅっぽん
そして本堂(龍護殿)へ。中に上がると大きな阿弥陀如来さまが。まずは、お参り。
近くには「賓頭慮尊者(びんづるそんじゃ)」様が。痛い箇所を取り除いてくださるとのことで、お参りして頭をなでさせていただきました。ちなみに、友人たちは腰あたりを撫でてましたね~。
それから、奥へぐるりと回ると浄真寺のマスコットキャラクター「きゅっぽん」ちゃんが!大きい!でもかわいい♪ちなみにココ、撮影ウェルカムスポットです。
しっかり袈裟を羽織り、やはり瑠璃色(青?)の髪です。さすがですね。
読経ライブ
そして、枯山水が眺められる場所で「おお、これが枯山水」なんて言っていたら急に太鼓の音、そしてお坊さんたちの読経が始まりました。ちょうど16時でした。
なんてありがたや。
我々は自然と座り、読経ライブ(って言いたくなる感じでした)をじっくり堪能させていただきました。倍音、癒される…。
途中でちょっと気になり、「南無阿弥陀仏」の繰り返し数をそっとカウント。10回だったり、35回だったり、また10回だったり。決まっているのかいないのか不明ですが、読経ライブが終わると20分経っていました。
はっ、閉門まであと10分じゃありませんか!
ああでも、阿弥陀如来さまを撮影していいものか。聞いてみましたら「どうぞ」とのこと。ありがたく撮影をば。
そんなこんなで急ぎ帰路に着きました。都会でも、時間の流れが違うような癒やしのひとときを味わえました。紅葉が綺麗だそうなので、また来訪したいものです。
帰り道、早めのあじさいが咲いていました。一箇所から青もピンクもって。土は酸性なのかアルカリ性なのか?わからないけれどキレイですね。(心なしか仏様の髪色のような…)
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